2009年02月08日

寝込んでいた〔幻火〕

 年明けより定期的に大怪我をしている気が、しないでもない。
 昨年末は怪我もなく、それどころか結構な稼ぎを叩きだしていたわけだが…
 …何にでも波はあるということなのだろうかな。

 怪我中は何時にも増して出歩くことが減る。
 まず身体が思うように動かぬのだから仕方がない。
 仕方がない、と、挨拶に回る予定を幾つか先延ばしにしていたりもする。

 冬眠中なのかどうか分からぬが、時折沈み込んで居るべねたんも気になるし
 どうやら無事(?)戻って来られたらしいしなんびのお人も気になる。
 最近では思いがけぬお人の来訪もあった。

 本日になって漸く怪我の具合も良くなったようだし
 そろそろ挨拶回りと行かねばなるまいな。


続きを読む
posted by アシアン at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 幻火:戯れ事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月04日

居るような居ないような〔幻火〕

 冬眠めいた引き籠もりより目覚めて暫く。
 出不精には拍車が掛かっては居るものの、気紛れは相変わらず。
 街へ買い物へ出たり、隣の酒蔵を手入れしたり。
 多分に帰宅準備をしている(筈の)義理娘こと金色猫が来るのと一瞬戯れたり。

 北の方では実弾演習だの何ぞのと云う噂が聞こえたり、聞こえなかったり
 気付けば節分とやらが終わって居たり。

 …そう言えば豆、年の数だけ食うと云うが
 そもそも俺は自分の年を知らぬわけで
 ――ま、結局食わなんだったゆえ、問題はないか。


 しかしこう
 本気で何もして居らぬと取り立てて何も書くことがないな。
 自宅の間取り図でも作ろうかと思いつ、やる気を起こす気もない。
 世の中に寝るほど楽はなかりけり、だ。


 立春も近い。
 住居付近ではまだ蕾も固いが
 北方では梅も咲く頃だろうか。

 庭の一角に梅の木でも植えてみようか。
 そう言えば今年の歌会は…例によって五月頃になるのかねぇ…



ああ、そうそう
posted by アシアン at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 幻火:戯れ事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月06日

雪解けには遠い〔幻火〕

 のそのそと起き出した。
 起き出したというよりは、這い出た――
 いやさ、氷籠を溶かしたというが正しいか。

 住処とするのは氷の洞窟。
 名の通り氷の支配する空間。
 幾らか休もうと思って焔の熱を弱めたらば
 瞬く間に外界と閉ざされて、早一月弱。

 存分に静かな時間を堪能した。


 半冬眠状態の儘何をしていたかというと

続きを読む
posted by アシアン at 01:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 幻火:夢語り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月04日

氷解

(人の訪れを拒むかの如く、そそり立つ氷壁)

(棘々しき綺羅めきたる氷筍と、氷柱とを通りすぎれば)

(嘗てと変わらぬ佇まいの居宅が、一ツ)



(足踏み入れれば一角のみが温かく)

(手入れされた椿が来訪者を迎える)


(幻の名を冠した焔と、その伴侶の生活が其処にある)


続きを読む
posted by アシアン at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 闇に啼く龍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月10日

氷窟

(在るべき場所に、在るべきものはない)

(其処には唯、静寂のみが張り詰めて居る)



(尚もくまなく探すなら)
posted by アシアン at 12:49| 闇に啼く龍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月28日

寝ても覚めても〔幻火〕

 「酒呑んで眠りたい」なぞと呟いた所為なのか
 気付けば自宅の部屋が酒で溢れかえって居る。

 日頃は抜きもせぬ得物と、長雨の時期に必須の傘と
 最近は調弦もして居らぬ月琴の置き場は、辛うじて確保したものの

 玲瓏凛列たるお嬢さんの店で購入して、ちびちびと味わって居る幻の蒸留酒と、上品な味わいの葡萄酒が一つずつ
 ぷにっとしてぽこぺんされる奴らの酒の仕込み元より、不思議な味わいの…やはり蒸留酒(多分)が一つ
 どうせなればと酒蔵より取り出した果実酒が一つ
 手には俺が愛しき伴侶と酌み交わす酒杯

 そして、今夜になって倭装のお嬢さんよりぷにっとしてぽこっとされる酒…の倭酒の方が届けられ。


 飲んだくれるにはこれ以上ない環境。
 つまみは無論、先日置き去りにされたスルメを炙って頂く。
 いや、有り難いものだな。

 付き合うてくれる人が居ることも含めて、ね。

続きを読む
posted by アシアン at 01:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 幻火:夢語り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月26日

もういっそスルメの使者で良いと思った〔幻火〕

 奇声と共に…ではなく、
 カァドと共に宝珠の幾つかを置き去りにしたのが、先日の話。

 カァドに残した気配かそれとも純粋に宛名を辿ってか
 明るい紺色の髪したひとが訪ねてきたのも、
 やはり先日の話。

 以前とは自宅の場所も雰囲気も違うて居るが
 それでも感慨深げに見回す姿。
 感覚も匂いも忘れていたが――と
 ほろり口から零れる声も言葉は相変わらずで
 ほんの少し、変わったようにも見えて

続きを読む
posted by アシアン at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 幻火:戯れ事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。