2004年09月02日

9がつ2にち

 一足先に、国を出ておこうかと思って
 城門をくぐろうとした矢先に

 高く昇りかけた 太陽と目が合って
 ぐらり、と 視界が歪むのを感じた

 気をつけては いたんだがな
 …見ないように

 何も見えず 聞こえない
 目の前は唯の白

 揺らぐ足元の感覚に 地に伏せて
 暫く様子を見ることにした


 …いや しかし

 こんな処で寝転がっていては
 通行の邪魔になるな……


 夜。
 踏まれて目が覚めた。
 …なんてことしやがる、とか思ったが
 こんなトコで寝てる俺が悪い気がしたので、何も言わず。

 何とか起きだして追い掛けたが…
 さて、追いつけるかな。

 どうも、ここ最近
 追い掛けてばかりな気がする。

 追い掛けて。
 追い付いて、引き離されて。
 それもまた 良いのだけれど。

note.
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2004年08月29日

8がつ29にち

 だから。
 覗くなとか
 見るなとか
 言っているに……

 それが余計に悪いんだろうか。

 誰が美人で素敵だと…。

 似合ってると言われてそのままにしておくつもりになってしまう
 俺も俺だけれど。

 まったく。
 愉快、だねぇ……


 夕刻。
 目覚めれば一人 訪れた形跡
 誰かと思えば…火の酒のお嬢さんか。
 引っ越した、との事らしいが…

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2004年08月28日

8がつ28にち

 オルファンヌ。
 どこか閑散としているのは
 夏祭り後…だからだろうか

 短期間しか居れぬとなると
 大人しい…というか…
 静か、というか…
 そんな国では動き辛い

 ともすれば 先方からの返答が
 俺の出国に間に合わぬ可能性もある

 それはそれで やり方があるのだが。


 店頭にちんまい物体を置いてみる。
 折角頂いたのだから使わねば、と思ったのだが…。
 …ま、飽きたら下げよう。

 棚の整理なんぞしておらぬで
 酒蔵の方に色々運ばねばならんのだが。

 そんなことを考えつつ城下を歩いていると
 オルファンヌの銘酒、らしい酒の話を耳にした。

 何でも、ワイン…らしい。
 赤白に加えてロゼもあるとは、少々珍しい。
 しかし、どこでお目にかかれるんだろう…

 詳細さえ解れば
 蔵の方へデータだけでも運び込んで置きたいのだけれどな。

note.
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2004年08月27日

8がつ27にち

 鏡に映した己が顔に
 一体コレは何処の誰だと 首を傾げる
 俺が声を出せば鏡の相手も口を動かすし
 右を向けば左を向くし、左を向けば右を向くし
 どうやらやはりこれは俺、らしいのだが

 どうにも実感が…

 そんなことをしていると 店先に天使の坊やが一人
 酒を買いに来たらしいが、あろうことか俺の顔を見て逃げ出しおった
 失礼な話だ

 結局、すぐに戻ってきてくれたのだが
 何やら 驚いただけとのこと
 …驚きすぎだろう


 そんなことがありつつ
 昨夜半に オルファンヌ入国
 祭り…終わったトコなのかな
 ふらりと見回って どうしたものか、と一思案

 こんな顔で何かやらかしたら
 場合によっちゃ俺ごとお買いあげされそうな気がするし
 いや、それより先に逃げられるかな

 何故だか解らないが 疲れているようで
 北ハーバスのアレがまだ尾を引いてるのかもしれないな…

 見たところ大人しい国のようだし
 少しのんびりするのも良いかもしれない

note.
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2004年08月25日

8がつ25にち

 草原の国へ歩き出しつつ、手帳を二つ構えて
 怪談大会の企画やら 裏話やらの
 細々とした発想を書き留める

 怪談大会…大会ってほどのものじゃないが
 たまちゃんとその娘御と酔った勢いで約束したのは 今年の頭
 覚えてるかな
 忘れられてるかもしれないな

 それはそれで良いのだけれど
 さて、誰に声をかけたら愉しくなるだろう

 
 夜半
 彷徨い出て顔合わせた 金色の死神
 結構辛い思いをさせている気がするのだが
 それでも訪れてくれるのは 貴方なりの意地だろうか

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