2004年08月24日

8がつ24にち

 綺麗なものは好きなんだ
 モノでも、ヒトでも
 見目が良い という意味じゃなく
 戦慄を覚えるような 純粋な
 凛とした美しさが好きなんだ

 唯美主義者に違いはないが。


 綺麗なお嬢さんが多かったなぁ、と
 そんなことをぼんやり思って
 けれども …… とか
 色々考えているうちに

 気付けば、陽は随分高くて
 寝過ごしたか、と 一瞬慌てる

 朋は同じように寝こけているし
 急ぐこともない
 お互い、目が醒めたら のんびり発てばいい



 夕刻 目覚めたら
 見慣れぬ美人が隣に居たので少々驚いた
 誰かと思えば朋とのこと

 一瞬見惚れかけたのは黙っておこう

 どっちがどっちだか、解りにくくなったなぁ、と呟いて
 とはいえ…

 …うん。悪くない。

note.
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2004年08月23日

8がつ23にち

 露店の客放り出して
 追いかけて捕まえて…
 混濁した頭で俺は多分 妙な事を口走った。
 妙なこと、というか。

 …はて、何だって今更照れねばならないのだろう?

 どうも、調子が狂うらしい。
 それも面白いから 良いのだが。


 ビエル、五日目。
 少々…長く居すぎた気がしないでもない。
 いい加減出立しなければ。
 昨夜訪れたお嬢さんの依頼があればそれを済ませて…
 そういえば次訪れる国も決めていないな…。


 深夜、最後の客に応対して、店を閉める。
 夕刻からの雨に足止め…という形ではあったが
 少しでも依頼を受けられたのだから それで良し。

 ただ、少々朋を待たせすぎた、かな…
 ふらりと彷徨い出た城門の先で、座り込んでいる姿を見つけて
 歩み寄って話をしているうちに、また次の国の事を言いそびれた。

 …まぁ、時間はあるのだし。

 明日の朝にでも発とうと思う。
 日中でも、歩けぬことはない。
 …白黒だけど。

note.
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2004年08月22日

8がつ22にち

 何だか、一度に疲れてしまった。
 何故だかは解らないけれど。

 夜明け間際までにワインを一瓶、空けて
 それから日暮れまでうとうとして

 気付いたら背の高いお嬢さんが目の前に居て
 手は握られてるし
 微妙にはにかみながら「結婚運」がとか言い出すし
 何のこっちゃ、とか思ったけども

 …ああ、そうか
 占いやってたんだっけ、と。

 思いだして対応してるうちに、何やら誤解したらしい朋の後ろ姿が目に入って
 ええと、それで。


 それで、どうしようか、と。
 …そうだった。

 どうしたもんか。
 やはり、コレは俺が悪いのかな。

 とりあえず、追い掛けないと。


note.
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2004年08月21日

8がつ21にち

 久々にカードを手にして
 久々に人の事を占ったが
 思いの外 直感力も落ちていないようで
 少し、安堵した

 日中、薄暗がりに身を細めつつ見れば
 迷い込んだらしいお嬢さんが二人……二人?

 夕刻まで待って貰おう
 こんな身体で応対するわけにはいかない

 何せ モノクロームな上
 些少透けているから
 破魔符投げつけれられても文句は言えぬ


 城門。国の主殿の、挨拶返し。
 …気に入った。
 確かに魅力はあるかもしれん。

 ああいう冗談は、結構好きなんだ。
 兜取り上げて素顔拝んでやりたくなったが…
 やらんでおこう。面倒事は御免だ。


 路地裏、露店。
 人の流れは…まぁ、そこそこか。

note.
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2004年08月20日

8がつ20にち

 ビエル。
 忠義の国なのかもしれない、と思った
 けれどもそれは脆く危うく
 盲目的な忠誠は従属と変わらない。

 まるで舞台上に仕組まれた物語。
 いや…それも悪くないのだろう。
 舞台を降りることがないのならば。

 …やはり執政者は嫌いだ。


 城門にて朋を探すも見つからず。
 仕方がないので、手にしたぬいぐるみを目印に尋ねて回った。
 半ば以上面白半分に。

 夜半過ぎに目にした姿は、旅立つ前のそれではなくて
 また一騒動あるのかと、不安になる。
 どうしたもんかな。


 城下。
 着ぐるみが多いのは何故なのだろう…。

 そしてやはり、酒場が無い。
 この世界は酒好きが少ないんだろうか。
 そんなハズはないと思うのだが。

 …そういや暫く呑んでないな。
 だからだろうか。
 体調崩したのは。

note.
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