2008年07月01日

夢、現〔?〕

 何時だったか

 ずっと、昔








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2007年08月26日

凍焔〔現火〕

 一人の願う幸福の絶対条件が もう一人の幸福で
 もう一人の願う幸福の絶対条件も 一人の幸福で

 けれども二人が共に在れば
 二つは擦れ違い互いを傷付け合う

 共に在りたいと双方が願いつつも
 共に在る限り安息を得られることはなく
 共に在らねば幸を得られることもない

 望んだのは離別
 幸福を得る為ではなく
 ただ互いを傷つけぬよう
 ただそれだけの為に

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2007年07月03日

言霊は途絶える〔現火〕

 視覚も聴覚も声さえも失う、そんな夢をみた。

 夢など何一つ見なかったというのに
 実体としての身体を得て
  ――というより、それのみ、の存在になって
 肉体としての休息と、心のそれとは別にあるのだと知覚する

 目覚めて後、脳裏に漂う幻の残滓。

 見えぬ聞こえぬ伝わらぬ、世界
 それでもこの手には彼の存在が触れ得た
 それゆえに感じていた 安堵
 だが それは諦めと等しい


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2006年11月25日

日々

 戻らぬ時の遠さを思い知る

 共に暮らし、過ごすこのひとは
 かつてと似た魂を持ちながら
 決してそれと同じではないのだと

 己が手で失わせた存在はあまりにも大きすぎて
 与えられたはずの幸でさえこの手にするを躊躇う


 この永劫はいつの日果つる
 終わりのない悔恨は
 購うにも購う術のない己が罪科は

 助けや救い 或いは教えを乞う対象すらない


 おそらくはそれが俺に与えられた罰



 絶えようとて絶えきれぬ
 滅私の願望よりも尚重い苦悩

 それが俺には似合いだ
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2006年10月23日

秋時雨

 夜半から、雨になった
 一月近くの沈黙は
 磨り減らした精神に些かの安息を与えもしたけれど
 それ以上に 焦燥と自責 不安に苛まれもした

 ただ一度 苦痛を耐えきれなかったがゆえに
 唯一の存在を傷付け 失い
 己が未来さえも水底に沈めた

 消え得たと思った
 絶えた筈だった俺は

 たった一つであり すべてだった己が心ゆえに絶えきれず


 死に至らしめた罪さえ購うこともできず
 (あのときのように)
 一人 のうのうと「生きて」いる



 目の前にある存在は救いか罰か
 狂いそうなほど焦がれた心にはそれさえわからない
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2006年10月16日

喪失

 たとえその存在が消えたとて
 その悲しみは俺の内で生き続ける

 終わりのない懺悔と 後悔と共に


 結局
 何も 変われなかった
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2006年10月10日

時雨月 十日

 遠く時を隔てた過去よりの目覚め
 呼び覚ましたのは 罵倒と拒絶の意志
 引き戻され現を得て
 悖り渦巻く感情の波に翻弄される

 己の意志 感情
 そして言葉さえ儘ならぬ
 求める存在は確かにこの手に
 だが 失った過去と何が違うというのか

 言葉は伝わらず 想いさえ伝えきれず
 空回りするだけの衝動
 触れ得る身体と ただ一つの「ココロ」の他は
 形らしい形も為さず混沌と鬩ぎ合う

 救い一つ見いだせぬまま
 結ばれた影 ひとつ
 応えのない存在に抱かれたまま
 目に映る情景は移り変わり


 ――これが 夢でないのなら


 次に眠り 目覚めるは
 紫紺の色為す……



note.
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2006年10月04日

虚空

 過去に絶望し
 未来を諦めた
 永遠なんてどこにもない

 憬れ 望んだ
 信じていた 貴方との時間

 それは「なかったこと」
 否定された時間


 救いなんてあるはずがない
 幸せになんてなれない
 ならなくていい
 それはまたいつか 失われるものだから


 いっそ忘れてしまおうか
 なかったことには出来ないけれど
 忘れてしまえば少なくとも 辛くはない



note.
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2006年09月28日

帰想

 夜更けに訪人あり

 賢者らしいことなんて何一つしてこなかったと思ったが
 使わない頭絞って捻り出した苦肉の案が
 どうやら無事 功を奏してくれたらしい

 きっと当分は忙しくなろうな
 帰りを待ち侘びていたおひとは幾らでも居る

 一段落付いて 近辺も落ち着いたら
 酒でも手土産に機嫌伺いに行こう


note.
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2006年09月25日

幾星霜

 失った筈の身体はまた 現身を得た

 帰結する過去
 忘却と絶望の時間


 其処にありつつも姿を見ず
 互いの眸に互いを映せず

 永い 永い時間を経て
 繰り返す時間



 それは 「今」ではない未来
 数百の時を越えた 先のはなし



note.
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2006年08月29日

凍魂

 毀れた器に
  魂は戻らない

 溢れ 溢れて
  虚空をうつろうばかり
posted by アシアン at 01:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 現火:時の向こう側 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月16日

8月16日

 時折悖る 意識
 消えるはずのない 記憶

 それは焔の存在 そのものに等しい


 混沌の色 虚無の魂
 尽きせぬ嘆きを抱いたまま
 黒い焔は怨嗟に渦巻く


 終わりのない 連鎖
posted by アシアン at 03:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 現火:時の向こう側 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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