2009年06月09日

些か溜めすぎた〔幻火〕

 気付けば大分に長いこと手記を開かないまま放置していたようだ。
 手記の傍らに置いたまんまの草は…大分ヘタれてはいるものの、奇跡的に無事で居る模様。
 草木の生命力というのは思いの外たくましいものらしい。

 俺はと言えば、引き篭もり乍らも日々それなりにある変化を、記録しよう記録しようと思いつつ筆も執らずに居る始末。
 草花より精霊の方が絶えるのが早いのはどういうことだ…とは思えど
 そもそも炎というのはぱっと咲いてぱっと散るというものであって――
 …否、言い訳になるからやめよう。


 一月余の間に幾らか変化も起こっている。
 まず、以前の日記で触れていた歌会。
 急な開催にも関わらず相当数のお人が集まってくれ、結果、詠まれた歌の数も以前を上回る程。
 前回同様に歌集としてとりまとめ… …た、ものの
 その実数人に配った処で力尽き全員を回れて居ないという駄目具合。
 …届いて居ないお人には、申し訳ない…

 それから。
 一月ほど前から、べねたんことベネディクタ殿が暫く遊びに来て居る。
 俺と連れが居る部屋の他は、使わずに放置され埃も溜まる一方ゆえ、
(ついでに自宅の空気も寂れる一方なので)
 こうして騒がしに来てくれるは有り難い。
 …ま、俺自身が余り頻繁に反応出来ぬのが申し訳ない処ではあるが。

 そう言えば…金色猫が農業始めると部屋を出て行ったのは…はて、どれくらい前の話だったかな。
 先日ちょと様子を見た感じでは、そう良くもない環境にも関わらず、思いの外成果が上がっているようだったが。
 届けたスコップが役に立って要ればいい。


 ――それから。
 特記せねばなるまい。
 途切れたと毎度別れの度に覚悟を決める縁の糸が
 思いがけずも嬉しく、細々と乍ら未だ続いていること。

 金色の眸の麗しき漆黒。
 …と、書いて
 俺自身昔ほど「黒」の色に思い入れが失せていることに驚いている次第だが、
 ま、それはさておき。

 忘れずに訪ねて来てくれるのは有り難いこと。
 如何せん己自身がこのところ無精していて動けぬ動かぬ状態なのが何とも…だが。

 来てくれずともそうでなくとも、
 互いに記憶にあれば縁まだ在り、だ。



 そうこうして居るうちに、また珍しい来客が一人。
 そう言えばこのお人とは、間に誰かし入ってでないと会話した覚えが無かった気がするな。

 酒を話の種に、偶には語るも良いだろうか。


 些か痛い視線投げてくる連れ合いも
 …ま、折角だ。混じると良いよ。

posted by アシアン at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 幻火:戯れ事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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