2009年04月06日

酒と縁の繋ぐ妙〔幻火〕

 記録を残すのをすっかり忘れていたが
 三週間ほど前に気紛れを起こして入国していたマリオン砂漠から
 二週間ほど前に出国を済ませて居る。

 あの先発隊というものは出撃の度に弱体化しているような気がしないでもないが…ま、それはさておき。
 旧友の国はすっかり窮地を脱したようだ。

 ほぼ居るだけだった状態で過ごした数日
 国内で貰い手の付かなかった弓と剣は、結局半裸印のゴミ箱へ。

 ――最近は弓も剣も、大分世に出回るようになっているのか
  そもそもの需要というのが落ち気味であるらしい。

 出迎えの挨拶に来てくれたお人が、一人。
 聞けば俺が店で作っている酒…瓶の愛用者だと云う。
 挨拶に来て呉れたのが出国間際で、そのまま擦れ違い、管理所を後にしたが…
 酒の一本くらい贈っておけば良かったと思う、今更乍ら。


 それにしても、やはり店の繋ぐ縁というのは面白い。
 俺の知らぬところで俺の店にある酒が使われていたりするのを
 思いがけぬところで知る愉しさ、嬉しさ。

 絵的センスなり造形技術なりがあれば、もう少し面白くも出来ように、品も店も絶やさぬようにするが精々で
 そればかりは悔しいような、申し訳ないような。

 …ま。
 無理に手を広げたところで、そこらで力尽きてくたばるが関の山の俺の事。
 この辺りが丁度良いのかもしれない。


 しかし相変わらずの洋酒販売店の少なさよな。

posted by アシアン at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 幻火:戯れ事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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