2009年03月17日

動と静〔幻火〕

 水温む頃、なぞと云うが、氷窟と名の付く自宅付近はまだ冷える。
 …が、三月に入り、雪が降る日も徐々に減って来たようにも思う。
 
 気付いたらば放置気味の苗木から芽も出て居て
 今のところは存外奇抜な状態にもならぬまま、ひよひよと寒風に揺れて居る。
 隣には連れの世話する菜園。敷地の奥には植えた花木。

 陽脚も和らげば春近し。

 普段通りの散策の折、自宅で処理仕切れぬ菜園の倖など行商するが連れ合い
 その合間を見て俺は塔やら墓やらに潜り
 ほぼ遺跡荒らしのようなことをしては日銭を拵える。


 そんな折。


 ぶらり歩く街並みに、俄に走るのが冥界軍の噂。
 ああ、またかと零れる吐息と共
 世界はそれほど平穏でもないのかも知れないと、思う。

 此度切っ先が向けられたのは旧友の住む地だと云う。
 どうで退屈して居ったし、と
 適当に宿の手配をして、自宅を発った。


 次いでに、と此を機に不要品の処分。
 さて…一体何時まで飽きずに居られるものか。


 …三日保ったら凄ぇと思う。



posted by アシアン at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 幻火:戯れ事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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