2008年01月31日

ヒキコモリ準備〔幻火〕

 さて、神の加護とやらが無くなった。
 はじめの…
 …ほんにはじめのうちこそ、一応細々と、一瞬だけ、動いてはみたが
 案の定、厭気が差し始めるも早い。

 呪竜に戦火、色も音も響かぬ宣戦布告。

 いや、構わぬ。
 構わぬのだ。
 それぞれに楽しんで居るのだろうし、
 実際、素直に楽しそうだと思わないこともないのだ。

 だが…どうもいけない。

 助力の一つでも乞われれば、
 俺はさして厭気も持たずに動くのではないかと
 そんなことも考えてはみたが、…いけない。

 口を開けば嫌味の一つでも零れそうになる。
 黒い焔が狂ったように哄笑する姿が目に浮かぶ。



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2008年01月29日

深夜の暇潰し〔幻火〕

 帰還した金色猫に、いつまで新婚やってるんだとかツッコミを受けつつ。
 いつまでもだ、と、胸張って言い返したい気持ちはさておいて

 砂塵を避けつつ、たっぷりの陽射しを浴びせ
 これでもかというほど奮ってふこふこにした布団で幸せそうに眠る金色猫を見遣る。
 さて、これの親猫というか姉猫(…いや猫じゃないが)は
 元気にしておるかな、と。

 今更と思いつ、あの頃の面々を思い返す。
 今会えば彼らは、俺を変わったというのだろうか
 それとも、変わって居ないと言うのだろうか。

 …ま、どっちでも良いやな。


 そんなことを考えつ、マリオン城下での税率ポイントレースの集計を済ませていると
 例によって前触れもなく、暇を持て余した地鶏が一羽…いやさ一人。

 元来無駄話てぇのは好かぬ性分だが
 それでも無駄話で有意義とされる時間を過ごせるは気心が知れるゆえか。

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2008年01月28日

家猫散歩猫〔幻火〕

 ぼんやりと過ごしているうちに、一月も下旬となった。
 正月の残り物の餅を焼き、雑煮なり何なりと作っていると
 藪から棒にどかどか…いやどんどんと戸を叩く音。
 次いで、「あけてー」との聞き慣れた声。

 やれ、漸くに俺が家の散歩猫がお帰りだ。
 お帰りと言うても自宅じゃないのは、この際暗黙に伏すとしよう。

 出迎えついでに雑煮を出して
 ついでに茗荷も刻んで入れて。

 あぁそうだ、干した布団も取り込んでやらねば。
 ついでに寝床も確保してやらねば。陽当たりの良い場所に。


 連れとの二人暮らしが格別なのは言うまでもないが
 やはりこう、
 それなりに家族らしく過ごせるというは、やはり
 否……存外、嬉しいものだな。


posted by アシアン at 00:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 幻火:戯れ事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月20日

猫帰還(予定)〔幻火〕

 ひっそりこっそり心配しておった、義理娘こと金色猫がもうじき戻ってくるという。

 戻ってくると言うても、ジネバスにある自宅は今もぬけの空であるからして
 必然的にマリオンの借家の方に…

 …来ることになるのだろうか。

 体験農業で作ったという菓子を持って報告に来てくれたついでに
 布団を干しておくようにと言われたので
 とりあえず、なるべく砂まみれにならぬところで干しておいてある。
 ふこふこに。

 夜になって冷え込むと湿気……いや、水気は少ないで湿気はせんと思うが
 何ぞ結露なり起こしそうな気がするので、早めに部屋に取り込むようにはしてあるが。


 砂漠都市も…
 賑わいは、どうなのだろうなぁ。

 おそらくは皆、様子見なのだろうと思う。
 神の加護とやらが消えて、国内では物言わぬままに、己の思惑のみで、動く。
 かつての頃より、変わるだに変わらぬ人の部分。

 動かぬまま、己の快楽だけ追い求めるなれば、それはそれで楽なのだ。
 俺だとて連れとの暮らしだけ追い求めていれば、幸福なのだ。

 だけども、それじゃ勿体無いじゃねぇか。

 ただそう思うから、何となく、俺は動いている。
 気紛れで。


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posted by アシアン at 01:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅日記【マリオン砂漠】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月18日

絡繰り人形〔幻火〕

 俺が店の二つの商品。
 一時気紛れに販売したりしなかったりしている、ちま火種(俺)とムッキー。
 どっちも動きはするが、別に生きているわけではなく
 つまりはちょいとした絡繰り人形のようなもので
 喋ったり歩いたりということは、しない。

 そも、ちま火種については文字通り使い捨てであるし
 ムッキーに至っては何の役にも立ちやしない。
 ゆえ、飽きたらば遠慮無く屑籠へぽいっとしてくれると有り難いのだが

 …なんでうちにはまだあるんだろうか。
 本人が此処に居るというになぁ。

 とはいえ、俺も人のことは言えんのだがな。
 そういやぁ、片割れに送ったあのちまぐるみはどうしてるだろう…




note.
posted by アシアン at 12:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 幻火:戯れ事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月17日

些か間が開いた〔幻火〕

 砂漠の城下にかかり切り…というわけでは決してないのだが
 手記を開く気にもなれず、年明けて後二週間が過ぎている。

 年始はというと
 特に初詣とやらに行くこともせず
 ただひたすらに連れと惰眠を貪り。

 合間、合間に城下へ出掛けては
 マタタビ酒を欲しがっておられた猫殿にマタタビ茶を渡し(酒を売っていた店は無くなっていた)
 昔からの伝で顔出してくれたコリアスの元気坊やと会ったり
 年末年始と旅行とやらに行っていたらしいべねたんと会ったり
 …した割には、未だ年始の挨拶も返しに行っていない。

 いや、忙しいわけではないんだがな。
 モチベーションが下がっているわけでもないんだがな。

 ただ
 こう

 なんというか
 気掛かり……というか、そんなようなものが一つあって。


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posted by アシアン at 01:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 幻火:戯れ事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月02日

三日と保たない〔幻火〕

 おそらくは動き続けていなければやる気が持続せぬのだろうと思う。
 一度休暇モードに入るとなかなか動き出す気が起きんのだ。
 それでいてこう、退屈だ退屈だとぼやくのだ。
 矛盾しているようにも思うが
 そういうのも含めて俺なのだと思う。

 ただまぁ、飽きっぽいので
 退屈して居るにも三日で飽きる。
 退屈に飽きたら後は騒ぐだけだ。己で退屈を破壊するだけだ。

 そんなわけで
 実際には三日以上経ってはいるが
 誰かやるか、国家イベントにしてくれまいかと思うていた税率イベントの方を勝手に開始することにした。

 賞品の方も、自腹切るを覚悟していたが…
 思い切って資金提供を国へ相談してみたところ、快くご提供頂けるようで一安心。
 大国なれば強装備の一つでも用意せねばならぬのだろうが
 …或いは、俺に絵心でもあれば姿絵の一つだとか

 どちらにせよ叶わぬことだで、賞品がそこそこ寂しいものになるは仕方がない。
 その分内容でどうにか出来ればと思う。


 …書き連ねたは、己の心神維持のため。

 何せほら
 何をするにも三日と保たぬ、ゆえなぁ…。


あ、今更だが
posted by アシアン at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅日記【マリオン砂漠】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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